OEM専用にリリースされたRX 7400を除けば、AMDがRDNA3デスクトップグラフィックスカードのラインナップを最後に更新してからしばらく経ちました。しかし、AMDは本日、新しいデスクトップゲーミングGPU「RX 7700(非XTバージョン)」を発表しました。Radeon RX 7700は、40基のコンピューティングユニット、2,560基のストリームプロセッサ、そして80基のAIアクセラレータを誇ります。AMDは、このGPUが96基のラスターオペレーションユニット(ROP)を備えた、281億トランジスタのNavi 32 GPUを搭載していることを確認しました。
しかし、より注目すべきはメモリ仕様です。RX 7700のメモリ構成はRX 7800 XTと同じで、16GBのGDDR6メモリと256ビットのバス幅を備えています(RX 7700 XTの192ビットバス幅と比較)。
RX 7700は、RX 7800 XTと同じ19.5Gbpsのメモリ速度を誇り、帯域幅は624GB/sとなります。
AMDはグラフィックスカードの総消費電力(TBP)を公式に発表していませんが、デュアル8ピンコネクタを備えた700W電源を推奨しています。
AMDはRX 7700を1440pゲーミンググラフィックスカードとして位置付けており、Hogwarts Legacy、Call of Duty: Black Ops 6、Red Dead Redemption 2、Dying Light 2、Ghost of Tsushimaなどのゲームで安定した60fpsを維持できます。
AMDはRX 7700の価格と発売時期をまだ発表していませんが、まずOEM市場で発売され、その後DIY市場で発売される予定です。