先月発表された通り、PCI Express 8.0は256GT/sの転送速度の達成に向けて順調に進んでおり、x16構成で最大1TB/sの帯域幅を実現します。本日、PCI-SIGは協会会員向けにPCIe 8.0 v0.3仕様のリリースを正式に発表しました。
PCI Express 8.0 v0.3はワーキンググループによって承認され、PCI-SIG会員向けに利用可能となりました。このマイルストーンは、仕様の最初のドラフトレビューの完了を示すものであり、2028年に予定されているPCIe 8.0仕様のリリースと整合しています。
PCI-SIGの公式発表によると、PCIe 8.0の主な特徴は以下のとおりです。
x16構成で256.0GT/sのビットレートと1.0TB/sの双方向帯域幅を実現
新しいコネクタ技術のレビューの導入
確立されたレイテンシおよび前方誤り訂正(FEC)目標の達成能力を確認
信頼性の高いパフォーマンスの保証
以前のPCIe世代との下位互換性の維持
帯域幅拡大のためのプロトコル最適化の開発
消費電力削減技術の継続的な強化
PCIe 8.0仕様の進化は、将来の高帯域幅、高信頼性コンピューティングのニーズに対応することを目的としています。業界は、その正式化と関連製品のリリースを注視しています。
詳細はこちら:
https://pcisig.com/blog/pcie-80-specification-version-03-now-available-members