ブルームバーグによると、有力な共和党上院議員が、OpenAIのサム・アルトマンCEOに対し、ChatGPTが子供や青少年に及ぼす潜在的なリスクに関する資料と情報を要求し、AIチャットボットに関する議会調査の範囲を拡大した。
この調査は、共和党のジョシュ・ホーリー上院議員によって開始された。ホーリー議員は先月、Metaのチャットボットが10代の若者に「示唆的な」やり取りを行った可能性があるという報告を受け、当初Metaを調査した。
しかし、火曜日の上院公聴会で、被害を受けた10代の若者の親がチャットボットの危険性について証言した。ホーリー議員はその後、調査対象をOpenAI、Google、Character.AI、Snapに拡大した。
ホーリー議員は木曜日にOpenAIのアルトマンCEOに宛てた書簡の中で、「AIチャットボットが子供に深刻なリスクをもたらすという証拠が増えており、御社の製品がその原因となっている」と述べた。
ホーリー氏は書簡の中で、OpenAIの製品開発と設計、そして未成年ユーザーへの危害事例など、同社が10月17日までに一連の質問に回答しなければならないと述べている。
記事執筆時点では、OpenAIの広報担当者はこの件についてまだコメントしていない。