セールスフォースのCEO、マーク・ベニオフ氏は、イーロン・マスク氏のオフィスで行われた非公開のデモンストレーションに参加し、新型オプティマス・プライムのプロトタイプを紹介する動画を公開した。金色のボディを持つこのロボットは、Grokチャットボット機能を組み込んだファームウェアを搭載しており、会話を行うことができる。
この動画は当初、ソーシャルネットワーク「X」に投稿されたが、後に多くのブロガーによってYouTubeにアップロードされた。動画では、オプティマスが対話相手の質問にどのように応答するかが紹介されている。情報筋によると、ロボットは返答を組み立てるのに時間がかかり、動きも比較的ゆっくりだという。
色彩に加え、このプロトタイプはオリジナルモデルとは異なり、手の形状がより「人間的」になり、関節が目立たないようになっている。イーロン・マスク氏は以前、新型オプティマス・プライムのアクチュエーターを前腕部に移動し、指はケーブルで制御することで、人間の動きを比較的正確に模倣すると発表していた。
開発者らによると、これらのアップグレードにより、ロボットは靴ひもを結ぶなど、小さな物体を扱えるようになるという。