最近、テクノロジーメディアのAndroid Headlineが、標準モデルのGoogle Pixel 10の高解像度レンダリング画像をリークしました。この画像には、特徴的なフロストホワイトのカラースキームが採用されています。Proバージョンと比較すると、この6.3インチOLEDスクリーンモデルは前モデルのデザイン言語を踏襲していますが、トリプルカメラモジュールを覆うガラスが大きく、背面と側面はフロスト仕上げになっています。
ハードウェア面では、Pixel 10はTSMCの3nmプロセスで製造されたTensor G5プロセッサを搭載し、12GBのRAMと128GBまたは256GBのストレージオプションが用意されています。画像処理システムは、同時発売の折りたたみ式モデルと同様に、48メガピクセルのメインカメラ、12メガピクセルの超広角レンズ、10.8メガピクセルの望遠レンズからなるトリプルカメラ構成となっています。注目すべきは、米国での開始価格が799ドルで据え置きである一方、カナダ版は約6,000人民元からとなっている点です。
レンダリング画像を見ると、Pixel 10はスリムで軽量なボディを維持しながら、前モデルより約7%増の4870mAhバッテリーを搭載していることがわかります。Googleは8月20日の年次イベントでPixel 10 Pro Foldシリーズの発売を正式に発表しており、同社初のIP68防水折りたたみ式スマートフォンであるPixel 10 Pro Foldも同時に発表される可能性があります。発売日が近づくにつれ、フロストホワイトのスタンダードエディションがPixelシリーズの市場人気を維持できるかどうかが、Googleのスマートフォン事業の重要な指標となるでしょう。